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ニュース・フラッシュ

2016年3月7日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:El Boleo多金属プロジェクト、運転資金不足に直面

 2016年2月29日付け業界紙等によると、加Baja Mining社(本社:バンクーバー)は、同社と韓国コンソーシアム(韓国鉱物資源公社(KORES)が筆頭)とが1:9の割合で出資しBaja California Sur州に保有するEl Boleo多金属鉱山に関し、本年の運転資金として300百万US$が不足する見通しを明らかにした。同社によると、本年の不足資金に対して、新たな株式発行で対応するのか、新たな第三者による融資で補うのか方策は決まっていない。また、本年3月31日までに38.3百万US$の運転資金が必要となっている。

 同鉱山の現地法人のMinera y Metalurgica del Boleo(MMB)社によると、同鉱山のプラントにおける技術的課題について解決策を模索しているが、原料の配送遅延による影響も受けており、課題解決が滞っている。なお、銅回収率は70 %程度まで改善されてきているほか、複雑な地質構造であるため採鉱に困難さを極めているが、本年末までには処理量を3千t/日まで増加できる見通しである。なお、本年の計画では、銅カソード生産量22千t、本年3月中にコバルト及び亜鉛の生産開始を予定している。

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