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ニュース・フラッシュ

2016年3月7日 シドニー 矢島太郎

豪:グラファイトジュニア企業Triton Minerals社が急破たん

 2016年3月3日、地元各紙は豪州のグラファイトジュニア企業Triton Minerals社が急破たんし、任意管財人の管理下に置かれたことを報じた。

 同社は3月1日にモザンビークのAncuabeグラファイト鉱床の開発計画について公表したばかりであり、開発計画では12ヶ月以内にワールドクラスとされる同鉱床からグラファイト精鉱を出荷する予定であった。同社には負債がなく、2015年12月に400万A$の資金調達を実施したところであった。破産管財人は同社の急な破たん理由についてまだ説明を行っていない。

 スリランカの高品位グラファイト鉱床の開発に関わり、グラファイトについて詳しいWarwick Grigor氏が「グラファイトはまだ新しい鉱種であるため、開発企業も投資者も経験不足が否めない。グラファイトは鉱量よりも品質が重要である。昨今、グラファイト事業に多くのジュニア企業が次々に参入している状況であるが、中国産グラファイトに対抗可能な鉱床を開発することは容易なことではない」とコメントしたことを地元紙が報じている。

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