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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2016年3月29日 シドニー 山下宜範

豪:Yabuluニッケル精錬所の鉱滓ダムからアンモニアが漏出

 2016年3月21日付けの地元紙は、Yabuluニッケル精錬所の鉱滓ダムにおいて汚染水が漏出して近くの水路においてアンモニアの濃度が高まっていると報じた。同精錬所はニッケル価格の低迷等を受けて現在操業を停止している。

 QLD州の環境省によれば、漏出した汚染水はポンプにより鉱滓ダムに戻されているところである。2015年12月、QLD州の環境省は、2014年に発生した鉱滓ダムの氾濫に関し、同精錬所を操業していたQueensland Nickel社の環境管理が不十分であり違反事項があったとして同社を告発していた。Yabulu精錬所の敷地の浄化には2,500~4,000万A$を要するとされているが、同精錬所のかつての所有者であるBHP Billitonは浄化費用は1億A$以上を要するとしていた。

 なお、3月24日付け地元紙は、その後、水路のアンモニアの濃度は環境認可の際に求められていた安全閾値内に収まったと報じている。

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