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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年3月30日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ・アルゼンチン:Barrick Gold社株主グループ、Pascua Lama金銀プロジェクトに関して集団訴訟を準備

2016年3月28日付けメディア報道によると、Barrick Gold社の株主グループは、環境問題等により開発工事が中断しているPascua Lama金銀プロジェクトに関して、米国において集団訴訟を準備中とされる。米国連邦裁判所は、株主グループの集団承認を付与済みである。集団訴訟に加わるのは2009年5月7日から2013年11月1日の間に株式を取得した株主グループとされる。株主グループは、同プロジェクトが期待に及ばないにも関わらすワールドクラスのものであると喧伝したと主張している。

Pascua Lama金銀プロジェクトは2006年に環境認可取得して以後、開発工事に着手。2012年10月、チリ側先住民グループから氷河の融解と水の汚染を理由に工事差し止め請求が提起された。また、2013年1月にはチリ環境監督庁(SMA)から環境認可不履行の指摘を受けた。これらをうけて2013年5月、Barrick Gold社はチリ側の開発工事作業の中断を決定。

さらに2013年10月、アルゼンチン側を含めたプロジェクト全体の中断を決定した。SMAは制裁措置としての罰金額を再査定中であり、その額は200百万US$を超えるとみられている。査定結果は2016年6月末に公表される見通し。

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