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ニュース・フラッシュ

2016年4月1日 モスクワ 木原栄治

ロシア:天然資源環境省、鉱物埋蔵量の新分類基準案を作成

2016年3月21日付け地元報道等によると、ロシア天然資源環境省は、鉱物埋蔵量の新分類基準案を作成しており、2018年に施行する予定である。新分類基準には、可採埋蔵量の2つのカテゴリが導入されている。
①t確認埋蔵量 R1
・地質学的埋蔵量カテゴリC1及びBの範囲内でのみ区分される。
②t推定埋蔵量 R2

・地質学的埋蔵量カテゴリC2の範囲内で区分されるが、技術、工学、インフラ、環境、経済(変化)面の要因の影響を考慮した採掘可能性が確実に証明されない場合は、地質学的埋蔵量カテゴリC1の範囲内でも区分される。

鉱画の可採埋蔵量は鉱床開発の技術設計文書に含まれるFSにおいて算定される。技術設計文書は地下資源を管理する連邦機関が設置する委員会が承認する。FSにより、鉱物の地質学的埋蔵量算定のための条件が明確化される。

変更が予定されているのは地質調査レベルに基づく分類基準(カテゴリB、C1、C2、以前はA、B、C1、C2)である。

新分類基準は、企業や関係政府機関、下位法令策定機関との協議を経て導入される。新分類基準はJORC基準に近いものになっており、実際に採掘可能な埋蔵量を国家バランスシートに登録できるようになる。

2006年に採用された現行の分類基準は、地質学的埋蔵量のみを算定しており、採掘損失が考慮されていない。しかし、鉱物によっては採掘損失が相当な規模に達している。

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