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ニュース・フラッシュ

2016年4月11日 リマ 迫田昌敏

ペルー:大統領選挙、決選投票は中道右派どうしの戦いの見込み

2016年4月11日、選管ONPEによると、前日に投票が行われた大統領選挙の開票が進み、現地時間午後3時現在、開票率82.6%の段階の得票率は、1位Keiko Fujimori氏(40)39.55%、2位Pedro Pablo Kuzcynski元首相(77)22.10%、3位国会議員Veronica Mendoza氏(35)18.27%となっている。

鉱業関係者にとっては、ペルーの主要産業でありながらも環境破壊を伴う鉱山開発に依存する経済からの脱却を提唱、終盤の世論調査で急速に他候補を追い上げたMendoza氏が2位に食い込むかが懸念材料だったが、3位に留まり、投資推進派の2候補が決選投票へ進む見通しを受けて、市場には安堵感が広がっている。

Lima証券取引所では鉱山企業を中心に大幅な値上がりとなった一方、現地通貨のソルが買われドル安となっている。決選投票は、貧困層や農村部に支持を広げるFujimori氏と、開放的な経済政策に重点を置き、経済界や高所得者層に支持の厚いKuzcynski氏の一騎打ちとなる見込み。決選投票は6月5日に予定されている。

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