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ニュース・フラッシュ

2016年4月11日

メキシコ:メキシコ議会下院、農地土地都市開発省に対しNaica多金属鉱山の鉱山従業員への支援を要請

2016年4月6日付け業界紙等によると、メキシコ議会下院は、Peñoles社がChihuahua州に保有するNaica多金属鉱山において、現在無期限操業停止により影響を受けている鉱山従業員に対する支援計画を策定するよう、農地土地都市開発省(SEDATU)に対し要請した。

この背景として、2015年1月に同鉱山において坑内浸水が発生以降、技術的な問題が解決できないことから、10月に同社が同鉱山を無期限で操業停止とするとともに、同鉱山従業員との労働契約を解消する旨の発表を行った経緯を有する。

現政権与党である制度的革命党(PRI)の下院議員は、同鉱山の無期限操業停止により影響を受けた鉱山従業員を救済すべく、メキシコ議会下院の経済委員会において、SEDATUに対し支援計画を策定する旨の議案を提出したところ、緊急かつ明確に解決することとして承認された。同支援計画には、SEDATUに対し、同州及び地元自治体による持続可能な支援を行うための地域開発基金への資金提供を要請するとともに、同基金により鉱業従業員に係る雇用の代替措置を講じることも盛り込まれている。

なお、同鉱山は、2015年10月末まではメキシコ最大の鉛産出量を誇るほか、同鉱山労働者700人のうち500人が労働組合に加盟する等同州最大の鉱山である。

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