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ニュース・フラッシュ

2016年4月11日

メキシコ:メキシコ鉱業による膨大な水消費が水資源に深刻な影響を与える

2016年4月7日付け業界紙等によると、人権と環境を保護する目的で設立された非営利市民団体であるCartoCriticaのManuel Llano代表は、メキシコ鉱業は膨大な水を消費するとともに、重要な水資源を汚染しているとして強く非難した。

同代表によると、メキシコで活動する鉱業企業は、年間約437百万㎥の水を使用するが、これは国家水委員会(CONAGUA)が管理する水利権に係る公開情報において、鉱業企業417社が取得した水利権1,036件によるものであり、一般家庭3.22百万人分の年間使用量に匹敵する。また、鉱業活動において化学的な処理に使用され放出される化学物質が、周辺土壌や水源、場合によっては大気に対し相当な負荷を掛けるとともに悪影響を与えている。特にSonora州、Zacatecas州及びMichoacán州では、年間それぞれ107.9百万㎥、55.8百万㎥及び44.4百万㎥の水が鉱業で使用されている。

こうした状況において、経済省の対応には問題があり、鉱業企業における鉱物資源の採掘・抽出に関する内容ですら国民に対し完全に報告されていない状況である中、ましてや鉱業で使用される水資源に関する報告は限定的なものとなっている。

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