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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル リチウム
2016年4月11日

豪:Pilbara Minerals社、WA州リチウム鉱床開発のための資金調達が順調

2016年4月7日、リチウムジュニア企業Pilbara Minerals社(PM社)は、WA州Pilgangooraリチウム鉱床開発のために実施した株式発行による資金調達が順調な結果であったことを発表した。PM社は1株34A¢で新規株式発行により8,500万A$を調達することを目標としていたが、資金調達がすぐに完了したことを伝えた。PM社は2億2,360万株の発行を2回に分けて行う予定である。また、PM社は株主への発行済み株式売却により、さらに1,500万A$を調達する予定である。PM社は同鉱床の開発を進めるための十分な資金が得られる見込みである。

同鉱床はWA州北西部Port Hedland市の南約120kmに位置しており、鉱石埋蔵量は2,950万t(1.31% Li2O)である。同社はマインライフ15年で毎年200万tの鉱石採掘により、33万tのリシア輝石精鉱を生産する計画である。なお、同鉱床はタンタルもバイプロダクトとして産する。鉱山・鉱石処理施設の開発費用は1億8,400万A$であるが、鉱山操業開始後は毎年1億2,000万A$の収益(EBITDA)となるため、2年以内に開発費を回収できる見込みである。同社の計画ではDFSを2016年8月に完了し、鉱山建設を2017年1~3月期に開始し、鉱山の操業は2017年10~12月期に開始する予定である。リシア輝石の精鉱の生産コストは、1t当たり205US$とハードロックリチウム鉱床としては世界でも最も低コストで開発可能な鉱床の一つとなる。

地元紙は現在豪州内外でリチウムに対する関心が非常に高く、PM社は今回の新株発行に関し、実際には約2億A$に上る投資家からの申し込みがあったと報じている。

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