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鉱種:
レアメタル
2016年4月15日 ジャカルタ 山本耕次

インドネシア:2016年3月期の錫輸出は依然低調

2016年4月8日付地元メディアによると、インドネシア商業省による暫定貿易統計において、2016年3月における錫の輸出は、更に下降の状況にあるとのこと。インドネシア当局による法的制限及びバンカ地域で発生した洪水により、国外輸出に影響を被った模様。

商業省のデータによれば、2016年3月の錫輸出は2,719tで、前年同月の輸出量(6,900t)と比較すると61%の減少であった。一方、ICDX(インドネシア商品先物取引所)における3月の精錬済み錫製品の輸出量は2,655tであった。

3月期の錫輸出は様々な要因によって制約されており、例えば、輸出許可の更新の遅れや、バンカ地域で発生した洪水による製錬所及び鉱山の生産未達によるものである。特に洪水による電力インフラの破壊は、小規模の製錬所にとってはより強い影響を与えるものであった。

一方、4月最初の商いにおいて、ICDXの錫取扱量が急激に上昇したにより、錫輸出の回復が期待されている。4月に入ってからの最初の4日間で、ICDXでは2,585tの取扱いがあった。ITRI(国際錫業協会)によると、増加の背景には、輸出許可が更新されたことによるものであるとのこと。

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