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ニュース・フラッシュ

2016年4月19日 北京 森永正裕

中国:レアアース等戦略的重要鉱産地の備蓄を強める

安泰科によれば、2016年4月14日、中国国土資源部は「国土資源第13次5ヵ年計画綱要」を正式に公表した。同「綱要」では、重要鉱物資源の探査と保護を強める。鉱産地の備蓄メカニズムを完備し、タングステン、レアアース、グラファイト等戦略的重要鉱産地の備蓄を強化すると指摘した。

同「綱要」では、重要な鉱物資源に対する保護を強化することが示された。保護採掘を行う特定鉱種に対する動態調整メカニズムを構築し、年度の採掘総量規制指標の管理メカニズムを改善し、重点的にタングステンやイオン吸着型レアアース等採掘規模に対し効果的な規制を行い、優位な鉱物資源に対する生産規制・価値保証メカニズムを補強する。石炭、グラファイト、希少・希有メタル等戦略的で革新的な鉱種に対する保護を強める。資源配置集中地域では、優位な資源に対する探査、保護及び合理的利用という新規方法を探求する。現在、合理的に利用できない鉱物資源や尾鉱に対し、開発を厳しく規制し、資源破壊及び無駄遣いを避けなければならない。鉱物資源開発への参入許可を厳しく管理し、全面的に計画的地区分別管理制度を実施し、環境保護、技術、資金投入、資源利用効率等参入許可条件を引き上げる。

同「綱要」では、重要な鉱産地に対する備蓄を行うことが定められた。特別項目における計画を定め、鉱物資源備蓄システムの設立を促進する。鉱産地の備蓄メカニズムを完備し、タングステン、レアアース、グラファイト等戦略的重要鉱産地の備蓄を強化する。鉱物資源備蓄区を画定し、各種生態保護区、生態脆弱地区内で国家出資により発見した重要な大中規模鉱産地または国民経済に重要な価値を持つ鉱区を備蓄管理対象に取り入れる。鉱産地備蓄に関する動態調整システムを構築する。

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