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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2016年4月21日 シドニー 山下宜範

豪:BHP Billiton、WA州Pilbaraにおける鉄鉱石生産量の予測を引き下げ

2016年4月20日、BHP Billitonは2016年3月期の業績を発表した。これによると2016年1~3月のWA州Pilbaraにおける鉄鉱石の生産量は6,150万tであり、前年同期比では5%減、前期比では4%減となった。

またBHP Billitonは2015/16年度のPilbaraからの鉄鉱石の生産量の予測を従前の2億7, 000万tから1,000万t引き下げて2億6,000万tにすると発表した。この理由は悪天候と24か月間の実施が予定される鉄道のメンテナンス作業によるものとしている。同社はこの作業の目的はJimbleba鉄鉱石鉱山の生産増加と合わせてPilbaraの年間の出荷能力を2億9,000万tに増強するためとしている。BHP Billitonは2016年1月にも2015/16年度の生産量の予測を引き下げており、この時の理由は前年11月に発生したブラジルのSamarco鉄鉱石鉱山の尾鉱ダムの決壊事故による同鉱山の生産停止であった。

なお、地元紙によれば、鉄鉱石のスポット価格は2016年4月18日に3.6%上昇し、翌19日にも4.1%上昇して62.85US$/tとなっており、2016年1月以降では44%も上昇している。今回のBHP Billitonの発表は、19日にRio Tintoが発表した2017年のPilbaraの生産量予測の引き下げと合わせて供給過剰の懸念を和らげる材料となり、鉄鉱石価格を支えることになるだろうと地元紙は報じている。

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