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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2016年4月21日 シドニー 山下宜範

豪:Rio Tinto、自動運転列車の運行開始の遅延で2017年の鉄鉱石の生産量予測を引き下げ

2016年4月19日、Rio Tintoは2016年1~3月の四半期における業績を発表した。WA州のPilbaraにおける生産量は7,990万tであり、前年同期比では12%増、前期比では3%減となった。

Rio Tintoは2017年のPilbaraからの鉄鉱石の生産量の予測を3億5,000万tとしていたが、今次発表において3億3,000万~3億4,000万tの間になるとの見込みを明らかにした。この理由は自動運転による鉄鉱石運搬列車(AutoHaul)の運行開始が予定よりも遅延するためだとしている。20日付けの地元紙によれば、Rio Tintoはこの列車の試験を2014年12月に開始し、2015年の下半期までに41本の列車の運行を開始する予定であったが、今後も試験を継続するとしている。遅延の理由はソフトウェアに係る問題であると見られている。

Rio Tintoの世界全体における同四半期の鉄鉱石の生産量は8,400万tであり前年同期比で13%増、前期比で4%減であった。出荷量は8,080万tであり、生産量と比べて約300万t少ない理由は季節的な在庫補充とWA州でのサイクロンによる悪天候を受けた出荷中断としている。なお、同社は2016年の世界全体における鉄鉱石の出荷量を3億5,000万tとする目標は維持するとしている。

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