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ニュース・フラッシュ

2016年4月21日 シドニー 山下宜範

豪:金属鉱業部門への海外からの投資額は半減:2014/15年度

2016年4月8日、外資審議委員会 (Foreign Investment Review Board:FIRB)が2014/15年度の年次報告を発表した。

これによると2014/15年度にFIRBが承認した投資案件の合計金額は1,946.2億A$であった。部門別では不動産部門が一番多く969.0億A$(全投資額の50%)、次いでサービス部門が387.7億A$(同20%)、鉱業部門は3番目であり266.5億A$(同14%)であった。

鉱業部門において、鉱種別にみて最も投資額が大きかったのは石油・ガスであり124.9億A$(鉱業部門への投資額の47%)。次いで金-銅が35.0億A$(同13%)、以下、石炭が32.5億A$(同12%)、鉄鉱石が18.4億A$(同7%)、ボーキサイトが0.6億A$(同0.2%)、亜鉛-鉛-銀が0.4億A$(同0.2%)、ニッケルが0.2億A$(同0.1%)の順であった。

前年度と比較すると2014/15年度の鉱業部門への投資額(266.5億A$)は前年度比で19%増となっており、このうち石油・ガスへの投資額については前年度から倍増した(ただし投資件数は55件から41件に減少)。他方、金属鉱物への投資額に着目すると、前年度の119.3億A$に対して、2014/15年度は57.4億A$にまで半減し、投資件数も130件から71件にまで減少した。

国別では、全部門合わせた投資額が最も大きかったのは中国(全体の24%)からであり、次いで米国(同13%)、シンガポール(同5%)、日本(同4%)等であった。このうち鉱業部門への投資額が最も大きかったのは中国(鉱業部門への投資額の37%)、次いで米国(同14%)、カナダ(同8%)、日本(同3%)等であった。

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