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ニュース・フラッシュ

鉱種:
スカンジウム レアアース/希土類
2016年4月25日 シドニー 矢島太郎

豪:Scandium International社、NSW州Nynganスカンジウム鉱床のDFS結果を発表

2016年4月18日、カナダのトロント株式市場に上場しているScandium International社が、権益80%を保有しているNSW州Nynganスカンジウム鉱床のDFS結果を発表した。DFSにより、同鉱床がスカンジウム酸化物(98.0~99.9%)を年間37,690㎏生産することが可能との結果が得られている。同鉱床は、20年間のマインライフで6.29億US$のキャッシュフローを生み出す予定。また、税引き後の正味現在価値(NPV)が10%ディスカウントレートで1.77億US$、内部利益率(IRR)が33.1%の結果が得られている。

今回のDFSでは推定資源量が1,690万t(品位235ppm Sc、カットオフ品位100ppm Sc)となり、前回の調査からが40%増加している。鉱石埋蔵量は143万t(品位409ppm Sc)である。同鉱山の開発費用は8,710万US$とされ、3.3年で回収できる見込み。スカンジウム酸化物の生産コストは557US$/kgとなる。今後、同社は鉱山開発のための出資者及び販売先を募る予定。

同鉱床は超苦鉄質岩が風化して形成されたラテライト中にスカンジウムが濃集している。鉱石は高圧酸浸出法(HPAL)や溶媒抽出法(SX)による鉱石処理が行われる予定。

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