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ニュース・フラッシュ

2016年4月29日 リマ 迫田昌敏

コロンビア:政府が今後10年の鉱業基本計画を発表

2016年4月22日付け地元紙によると、コロンビア鉱山エネルギー省のMaría Isabel Ulloa鉱山副大臣が、今後10年の鉱業基本計画を発表するとともに、鉱業部門への銀行融資を求めた。計画は、法的安定性(明確かつ安定的な法的枠組み)、競争条件(税金、ロイヤルティ等)、正当な期待(政府やコミュニティとの相互信頼関係)、インフラ(既存の輸送インフラの拡大と近代化)、情報(地質等の情報提供)、強化され効率的な鉱業当局(対応の迅速化や手続きの柔軟性等)、の6本柱からなり、関連する政府の他部局に、中期的な課題に対する支援を求め、国が高度な技術を要する大規模鉱業を所有することで、技術革新を必要としている中小鉱業部門を導くべきことの重要性を強調した。

また、秩序のある、包括的、競争的かつ責任ある方法で鉱山開発することが、鉱業部門の収益増加、雇用の増加、ロイヤルティや税金の歳入増に結び付き、市場変動やエネルギー代替などの国際的変化への適応力となると述べ、現実に合ったロイヤルティ算定基準の見直しや税負担の軽減を考慮すべきであると指摘した。

さらに、今後、鉱業部門をその規模により、大規模、中規模、小規模、零細規模に分け、それぞれのニーズに適切に対応するための規則を制定することを明らかにした。同副大臣はまた、最近の鉱業部門の厳しい現状から、金融機関からの貸付は困難であるとの見方を示し、政府系の農業銀行が70億ペソ(約2.6億円)の融資の用意があるとして、鉱山所有権を担保にすることで、融資検討を促した。

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