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ニュース・フラッシュ

2016年4月29日 リマ 迫田昌敏

コロンビア:違法採掘はびこる

2016年4月23日付け地元紙は、違法採掘の一例として、コロンビア西部Antioquia県Buriticã地区を紹介した。記事によると、同地区で合法的に採掘活動を行っているContinental Gold社(本社:カナダ)の年間産金量が6,000oz(約190㎏)に対し、違法採掘を行っている犯罪組織?suga一族のそれは70,000oz(約2.2t)に達するという。元憲法裁判所裁判官のJuan Carlos Henao氏は、コロンビア国内の鉱山の約6割に相当する約300か所で非合法な採掘がおこなわれていると語っている。

また、Antioquia県Luis Pérez知事によれば、違法採掘のため約8千人が同地区に流入し、金採掘の過程で水銀を無差別に使用するため、環境が汚染されている模様である。同県においては、年間約100tの水銀が使用されているが、金鉱業における水銀使用を2018年7月まで猶予するという国の決定に対し、同県知事は疑問を呈している。

SNL社によれば、2014年のコロンビアの推定金産出量は約1.6百万oz(約50t)とされる。

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