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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年4月29日 ロンドン 竹下聡美

ポルトガル:ILZSGの鉛需給予測、2016年は7.6万tの供給過剰が継続へ

2016年4月27日にポルトガル・リスボンで国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、鉛需給について協議が行われ、2016年の鉛需給予測が発表された。それによれば、2016年の鉛需給バランスは前年に引き続き供給過剰となり、過剰幅は7.6万tの見通しである。

サプライサイドについて、2016年の鉛鉱山生産量は、豪州Century鉱山の閉鎖とGlencoreによる10万tの減産計画、CBH Resources社豪Endeavour鉱山及びPerilya社豪Broken Hill鉱山の減産計画を受け、生産量が減少した前年と同等となる見通しで、前年比0.5%増の457.5万 tと予想した。2016年の鉛地金生産量については、中国及びKorea Zincの生産拡張に伴う韓国の増産により、前年比2.3%増の1,090.4万tと推定した。

デマンドサイドについて、2016年の鉛地金消費量は、中国のイーバイク販売が2015年にピークを迎え減少傾向にあり、またイーバイクのリチウムイオンバッテリーへの代替が進展しイーバイク向け需要が減少しているものの、これを中国の堅調な自動車及び通信セクター向け需要増が部分的に相殺するとして、前年比2.0%増の1,082.8万tと予測した。

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