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ニュース・フラッシュ

2016年4月29日 モスクワ 木原栄治

カザフスタン:新地下資源法概要

2016年4月27日付け地元報道等によると、投資・発展省のチムール・トクタバエフ地下資源利用局長が、現行の地下資源法と新地下資源法(2016年9月に政府、11月に下院に提出予定)の主な相違点を説明した。概要は次のとおり。

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条件 現行法 新法
■探査
権利供与 テンダー、オークション、簡易手続き 先着順原則による
面積 オークションとテンダーでは2万㎢以下、簡易手続きでは10ブロック(20㎢)以下 100ブロック(200㎢)以下
金銭的義務 社会分野への資金拠出、人材育成、研究開発費 年次累進式賃借料。1ブロック当たりの費用の必要最低額
量的義務 政府機関によるプロジェクト及び作業計画の承認 プロジェクトは地下資源利用者が最終決定。採掘量は制限されない
探査期間 6年+評価に必要な期間 6年+4年(うち2年は複雑な鉱区の場合の追加分)
■採掘
権利供与 テンダー、オークション、簡易手続き 先着順原則による(ウランは除く)
供与形態 契約 ライセンス、ウランについては特殊ライセンス、採金者の採掘については特別ライセンス
採掘期間 中規模鉱床で25年、大規模鉱床では45年 中規模鉱床で25年、大規模鉱床では45年
金銭的義務 社会分野への資金拠出、人材育成、研究開発費 社会分野への資金拠出、人材育成、研究開発費
量的義務 政府機関によるプロジェクト及び作業計画の承認 プロジェクトは地下資源利用者が最終決定。採掘量は制限されない
その他の義務   1ha単位の固定賃借料

新法では、権利保持状態とその詳細が定められ、国内生産者からの商品・役務購入に関する要件は廃止され、仲裁の権利と、紛争を国際仲裁裁判所または国内裁判所で審理する原則が盛り込まれる。また、地下資源利用向けの土地区画供与規則が変更され、ライセンス条件及び義務の安定性が定められる。

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