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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年5月6日 北京 森永正裕

中国:再生鉛産業への参入許可条件に対する改訂開始

安泰科によれば、中国環境保護部が設定している「廃棄電池における汚染対策技術政策」に関する意見募集を完了した。中国工業情報化部、環境保護部が共同で策定した「再生鉛業界への参入許可条件」も近いうちに社会に向けて意見を募集する。これら一連の政策措置を公表することによって、現在苦境にある再生鉛業界にいくつかの光明がもたらされる。

国際市場の鉛価格は下落し、廃棄鉛酸蓄電池の回収価格も高いため、再生鉛企業の生産コストも高く、利潤は次第に減少し、数多くの再生鉛企業の生産経営は赤字状態であった。特に2015年下半期以降、付加価値税政策の見直しによる影響を受け、再生鉛企業の付加価値税還付率は50%から30%に引き下げられ、企業コストが高くなり、数多くの正当な企業は大幅に減産した。

再生鉛産業の規範的且つ健康的な発展を促進するため、中国工業情報化部、環境保護部は2012年に共同で「再生鉛産業への参入許可条件」を設定し、再生鉛企業の生産配置、生産規模、プロセス及び設備、エネルギー消費、環境保護等分野に対する要求を明確に定めた。2014年参入許可条件に通過した企業として江蘇新春興再生資源有限責任公司及び河南豫光金鉛株式有限公司の名を公表した。

中国工業情報化部は2015年に参入許可条件に対する改訂作業を行った。これまでの「再生鉛産業への参入許可条件」から「再生鉛産業の規範条件」に改訂し、間もなく社会に向けて意見を求める。

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