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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年5月10日 ロンドン 竹下聡美

英豪:BHP Billiton、36億US$コスト削減も銅年産100万t拡張へ

BHP Billionは、2016年5月10日付で同社 CEOのAndrew Mackenzie氏がthe Bank of America Merrill Lynch Conferenceで発表した同社戦略を公表した。

それによれば、コモディティの長期見通しについては引き続き自信を有しているがコモディティ価格の回復は待たずに、生産性改善により2017年6月期までに36億US$を削減し、過去5年間のおよそ半分のレベルにまで主要ビジネスのユニットコストを削減させるとしている。一方で、プロジェクト投資は継続するとして、15億US$以下の資本を投じて同社の銅年産量1割に相当する100万tを新たに拡張する意向を示した。

同社のいわゆるティアワンアセットは中期的成長を約束しているとし、Mad Dog2石油プロジェクト及びチリSpence銅プロジェクトについては18ヶ月以内に投資判断を行う準備を進めているという。探鉱活動についても将来的なコスト削減へのアドバンテージとしてさらに活発化させるとして、銅探鉱を2016年に38%増加させる見通しである。

一方で、同社の現在の時価総額は、コモディティーブーム時の3分の1以下の700億US$まで減少している。メディア報道によれば、同社は前年と同水準の配当維持のポリシーを10年間維持してきたが、2016年2月には配当金を70%削減し、Mackenzie氏 は、配当金が利益とより明確にリンクした「新しい時代」に突入したとコメントしている。

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