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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年5月19日 リマ 迫田昌敏

ペルー:金銀プロジェクトの投資総額は2,657百万US$

2016年5月18日付け地元紙によると、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)主催の第12回国際金銀シンポジウムに参加した、金銀鉱山を多く抱えるBuenaventura社のBenavides社長は、ペルーでは投資総額2,657百万US$の金銀プロジェクトが存在し、2021年までに生産が開始される見込みの主な金銀プロジェクトを紹介した。発言によると、2016年12月には、同社100%保有のTambomayoプロジェクト(Arequipa州)とTahoe Resources社100%保有のShahuindo鉱山(Cajamarca州)が操業を開始し、前者について、2017年に年産金150千oz(約4.7t)と銀3.5百万oz(約109t)のフル生産となるだろうと述べた。

また、すでにEIAが承認されているKuri Kullu社(オペレーター、Minera IRL社100%保有)のOllacheaプロジェクト(Puno州)は、2017年4月までに生産開始が予想され、2018年には、すでにEIA承認を受けたBuenaventura社100%保有のSan Gabrielプロジェクト(Moquegua州)やBear Creek Mining社100%保有のCoraniプロジェクト(Puno州)も生産を開始するだろうと述べた。

一方、2020年に操業開始が期待されていたNewmont Mining社51.35%、Buenaventura社43.65%保有で、すでにEIAが承認されているCongaプロジェクト(Cajamarca州)について、同社長は「機は失われた」と述べ、低下した金価格では当初期待していた利益は上げられない見通しを明らかにした。さらに同社長は、煩雑な手続きや社会争議によって、ペルーの金生産量は減少し続けているが、政府は鉱物資源を有効活用し、鉱業開発によって得られる利益で貧困対策に寄与するべきだと主張した。

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