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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年5月23日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ金生産量上位企業、2016年Q1は順調な滑り出し

2016年5月17日付け業界紙等によると、メキシコで操業中の金生産企業のうち、生産量上位10社の2016年Q1における金生産量は合計で25.5tとなり、前年同期の24.3tから若干ではあるが増加し、順調な滑り出しとなった。

上位5社に限定すると、本年Q1における金生産量の合計は21.5t(前年同期は20.4t)であった。しかしながら、本年における上位10社の金生産量計画は、昨年の120.4tから99.8tへと減少する見通しを示している。

なお、金生産量上位10社の本年Q1における金生産量実績は、以下のとおり。

  • Peñoles社
    前年同期の5.9tから増加し7.4tとなり、加Goldcorp社を抜いてメキシコ国内第1位の生産量となった。主な要因は、同社の貴金属部門の子会社であるFresnillo社の保有するHerradura鉱山及びNoche Buena鉱山が26.3%の増産したことによる。なお、Fresnillo社の本年における金生産量は、24.1~24.6tを見込む。
  • 加Goldcorp社(本社:バンクーバー)
    前年同期の6.7tから6.4tへと減少し、メキシコ国内における金生産量第1位の座から後退した。主な要因は、メキシコ最大の金鉱山であるPeñasquito鉱山の生産量が品位の低下により、4.9tから3.9tへと減少したことによる。なお、同鉱山の本年における金生産量は、前年の26.8tから17.1tへと大幅に減産する一方、Los Filos鉱山は前年の1.9tから2.5tへと増産する見通し。
  • Minera Frisco社
    前年同期の3.7tから3.2tへと減少した。主な要因は、Porvenir鉱山とEl Coronel鉱山の減産による。
  • 加Agnico Eagle Mines社(本社:トロント)
    前年同期の2.8tから2.7tへと微減した。主な要因は、La India鉱山が増産した一方、Pinos Altos鉱山及びCrestón Mascota鉱山の減産による。なお、同社の本年における金生産量は、10.0tを見込む。
  • 加Alamos Gold社(本社:トロント)
    前年同期の1.2tから1.7tへと増加した。主な要因は、昨年加AuRico Gold México社(本社:トロント)との合併を完了しEl Chante金鉱山を傘下に収めた結果による。なお、同社の本年における金生産量は、6.5tを見込む。

なお、上位5社以外に関しては、米Argonaut Gold社(本社:レノ)が1.3tから1.0tへ減少、加Pan American Silver社(本社:バンクーバー)が0.7tから0.8tへ微増、加Timmins Gold社(本社:バンクーバー)が0.75tから0.78tへ微増、加Yamana Gold社(本社:トロント)が0.76tと変わらず、加McEwen Mining社(本社:トロント)が0.47tから0.62tへ増加した。加Primero Mining社(本社:トロント)は1.2tから0.6tへ減少し、上位10位から外れた。

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