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ニュース・フラッシュ

2016年5月23日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:鉱業振興信託長官、メキシコ経済にとっての鉱業の重要性を強調

2016年5月18日付け業界紙等によると、鉱業振興信託(FIFOMI)のArmando Pérez Gea長官は、メキシコは銀生産量世界第1位をはじめとして、ビスマス、ストロンチウム及び珪灰石が世界第3位、金及びバライトが世界第8位、銅が世界第10位の生産量を誇り、国際金属市場において必要不可欠な存在であるとともに、これら鉱業生産がメキシコ経済にとっても重要な産業である旨を強調した。

同長官によると、メキシコ経済にとって重要である鉱業分野には中小企業が多く存在しているが、民間金融市場において容易に融資を受けられない企業も多いことから、FIFOMIがこれら企業に対する融資の提供や、専門技術に関する支援の提供により、政府として鉱業の発展を促進する。2015年にFIFOMIが中小鉱業企業を中心に提供した融資総額は対前年比34%増の16,135百万ペソであった。ちなみに、2015年における市中銀行及び開発銀行によるこれら企業に対する融資総額は、FIFOMIが提供した融資総額に対し各々0.25%、0.35%に過ぎなかった。

なお、FIFOMIは、経済省傘下の政府機関であり、鉱業企業に対する金融等支援を行う政府機関としてはラテンアメリカ唯一の機関である。

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