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ニュース・フラッシュ

2016年5月26日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:SQM社、Atacama塩湖の鉱業権取り消しを目的とするCORFOの新たな仲裁要請を拒否

2016年5月24日付けメディア報道によると、SQM社は、Atacama塩湖における鉱業権の取り消しを求めるCORFO(チリ経済開発公社)からの新たな仲裁要請を拒否した。SQM社は、仲裁要請はCORFO側の不作為を修正する意図があり、現在進行中の争議仲裁事案との違いが認められないとして反発している。

CORFOによると、1993年に締結されたAtacama塩湖のリチウム資源に関するSQM社との契約には、同塩湖の開発に関するものと、その開発条件を規定した租鉱権契約の2つあるが、今回の仲裁要請は前者の有効性の取り消しを求めるものであり、2014年5月に開始した争議(CORFOは租鉱権契約の打ち切りと未払い租鉱権料の支払いを要求)は後者に係るものであるとしている。

Banchile-Citi Inversiones社は、SQM社のリチウムおよびカリウム生産の先行きに関する問題の早期解決の可能性が低下したとの見方を示した。SQM社は、(現在進行中の)争議に係る調停人裁定は2016年内あるいは2017年初となる見込みとしている。

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