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ニュース・フラッシュ

2016年6月2日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業、国際金属市況回復に備える

2016年5月30日付け業界紙等によると、ここ数年世界的に金属需要が伸び悩む又は落ち込んでいたが、本年に入り、金、銀等の国際市況は上昇しており、こうした中、メキシコ鉱業においても投資回復の兆しが見え始めている。

メキシコ鉱業において最大手鉱業企業の2社であるGrupo México社とPeñoles社は、低コストを背景とした投資により成長を図る。

Grupo México社に関しては、近く完了するBuenavista銅鉱山の拡張計画により銅鉱山としては世界第2位の規模を目指し、また、Peñoles社の貴金属部門の子会社であるFresnillo社に関しては、Saucito多金属鉱山の廃滓処理を行うパイライトプラントの建設プロジェクトにより銀鉱山としてはラテンアメリカ最大、世界でも第3位の規模を目指す。

これまでの国際金属市況の下落・低迷により、メキシコ国内においても探鉱投資の削減、開発プロジェクトの休止、停止等が行われてきたが、2016年に関しては、金、銀等貴金属を中心に国際市況が好転するとともに、メキシコに関しては政治や社会のリスクが低いことから、メキシコへの投資拡大が期待される。

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