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ニュース・フラッシュ

2016年6月20日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:鉱業分野での海水使用量は前年比33%増加

2016年6月16日付け発表のCOCHILCO(チリ銅委員会)の報告書によると、鉱業分野での海水使用量(淡水化および直接利用)は、ここ数年、前年に対して平均33%増で推移してきている。2015年の海水利用量は2.3㎥/秒で、2012年の1.0㎥/秒と比較して130%増加した。なお、2015年の淡水使用量は13.07㎥/秒、リサイクル水使用量は40.4㎥/秒であった。淡水使用量は2014年(12.95㎥/秒)とほぼ同じ水準で、リサイクル水使用率は72.5%(選鉱過程に限ると73.2%)であった。

また、報告書は2026年には鉱業分野で使用される水資源のうち50%が海水利用となると予測している。Escondida銅鉱山では2017年稼働を目標に海水淡水化プラント建設プロジェクト(処理量2,500ℓ/秒、投資額34.3億US$)を進めているほか、Radomiro Tomic鉱山硫化鉱開発、Quebrada Blanca鉱山拡張、NuevaUnion開発、Los Pelambres鉱山拡張など、多くの新規鉱山開発、あるいは拡張や生産量維持プロジェクトにおいて、用水確保のための海水淡水化プラント建設計画が含まれる。

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