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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年7月3日 メキシコ 森元英樹

パナマ:Cobre Panama銅鉱山開発計画の遂行に向け金属価格の上昇に期待

6月29日付業界紙等は、加・First Quantum社がパナマで開発中のCobre Panama 銅鉱山は、生産開始に向け着実に事業を進展させており、2018年に生産が開始されると、中米の重要な銅鉱山の一つとして位置付けられる旨報じた。

Cobre Panamá銅鉱山は、パナマ市西120㎞に位置し、露天採掘による3つの鉱床、港湾の整備、電力供給設備及びその他のインフラ整備事業からなるプロジェクトである。当初の開発費用は64.25億US$と見込まれていたが、輸送コストの削減、建設資材の調達価格の見直しにより、54.80億US$にまで経費が削減される見込みである。また、開発開始年となる2018年の銅産出量は328千/tと推定され、モリブデン、金、銀も同時に産出される。

加First Quantum社は、開発資金を大幅に削減している一方で、銅価格が下落したことにより、その他の鉱山の採算性が悪化していることから様々な対策を講じていく必要がある。しかしながら、Cobre Panama銅鉱山が順調に開発に移行するためには銅価格の上昇が不可欠である旨明らかにした。プロジェクトの進捗現況は、本年第1四半期末には80%を超え、開発コストは26億US$に達している。この費用を加First Quantum社、加Franco-Nevada社、韓国・Korea Panama Mining Corporation社が支出する。

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