閉じる

ニュース・フラッシュ

2016年7月8日 リマ 迫田昌敏

ペルー:SENACE長官、EIA審査に関わる業務状況を公表

2016年6月28日付け地元紙によると、2015年12月28日から環境影響詳細評価(EIAD)の審査業務を開始した、環境省傘下の持続的投資環境認証サービス局(SENACE)のWieland長官は、現在までの業務状況や今後の方針を明らかにした。

同長官によると、SENACEは同業務開始後現在までに、65件の申請及び修正申請を受理し、そのうち23件が鉱業、その他が電力・炭化水素セクターの案件となっていると述べた。また、同長官は、審査業務に関して、全て規定の期日内における審査を行っているとともに、市民参加プロセス担当者を12名配備するなど、地域コミュニティの社会的権利を重視した審査を行っていると述べた。さらに、独立した専門機関であるSENACEの審査によって、これまでのEIA審査・承認に対する住民の不信感を低減し、ひいては社会争議の縮小へとつなげたい考えを示した。

今後に向けた課題として、これまで水資源庁(ANA)、国立自然保護区管理局(SERNANP)、国立野生動物・森林管理局(SERFOR)等、様々な機関が個別に行っていた合計14の審査を、EIAの枠組み内でまとめて審査することで、許認可手続きの簡素化を図りたいとしたほか、その他にもEIAの修正に必要な技術文書の基準変更や、汚職防止対策等、様々な取り組みや準備を行っている旨明らかにした。

ページトップへ