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ニュース・フラッシュ

2016年7月8日 リマ 迫田昌敏

ペルー:エネルギー鉱山省、La Mercedプロジェクトに関する先住民事前協議プロセス終了

2016年7月4日付け地元紙によると、エネルギー鉱山省鉱業環境総局は、Minera Barrick Misquichilca社(Barrick Gold社のペルー現地子会社)のLa Mercedプロジェクト(Ancash州)の探鉱活動に関して、Llactun-Aija及びQuilla Ayllu農民コミュニティを対象とした先住民事前協議プロセスを実施し、これらコミュニティによる探鉱活動実施への合意を得て協議プロセスを完了した旨明らかにした。

エネルギー鉱山省が先住民事前協議を実施した鉱業プロジェクトは、本件で4件目、Ancash州では2件目の例となり、全てコミュニティ側による合意を得る形でプロセスを完了している(筆者注:他の3件は、同じくBarrick Gold社のMishaプロジェクト(Apurímac州)、Focus Ventures社のAurora銅・モリブデンプロジェクト(Cusco州)、ローカル企業SMC Toropunto社のToropuntoプロジェクト(Ancash州))。La Mercedプロジェクトに関する先住民事前協議は、ケチュア語の通訳のほか文化省や市民オンブズマン等の支援のもと実施された。Peralta鉱業環境総局長によると、Llactun-Aija及びQuilla Ayllu農民コミュニティではワークショップが実施され、事前協議の権利や探鉱活動、これらのプロセスにおける国家の役割等が説明された一方、住民側からは、国に対して探鉱活動への監視が、また企業に対しては環境基準の遵守が要請された。

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