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ニュース・フラッシュ

2016年7月8日 リマ 迫田昌敏

ペルー:鉱業石油エネルギー協会、新政権に対し鉱山建設認可に要する期間の短縮を期待

2016年7月4日付け地元紙によると、Kuczynski次期政権が、停滞している鉱業プロジェクトの打開・推進への着手を表明していることに関して、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のGalvez会長は、鉱山建設の許認可に必要な期間が短縮されなければ、真の前進とはいえないとの考えを示した。

Galvez会長は、現在鉱山建設の許可取得に4~6年かかるとし、プロジェクトの行き詰まりを打開するにはこの期間を短縮する必要があるほか、単一窓口や妥当な環境基準が不可欠だと説明した。さらに、手続きの軽減プロセスには、現在自治体ごとに異なっている行政手続き規則(TUPA)を統一することも重要だとした。また、ここ数年間、複数の鉱山建設が行われた一方で、新規の大規模鉱業プロジェクトの承認は皆無だったことは遺憾であると表明した。

一方、次期政権による、鉱業プロジェクト地域における前倒しの社会・公共投資(学校、医療機関、道路、住宅建設等)の提言に関しては、実際には政府が長年行ってこなかった当然の義務を果たすことを意味しているとし、農村部は歴史的に政府によって後回しにされてきた地域であるために、鉱山企業に国家の代理的な役割を求めてきた背景があることに触れ、その意味で政府による事前の介入は重要になるとの考えを示した。

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