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ニュース・フラッシュ

2016年7月12日 シドニー 山下宜範

豪:BHP BillitonのCEO等がTPPなどの自由貿易協定等への支持を表明

2016年7月11日付け地元紙は、BHP BillitonのAndrew Mackenzie CEOがTPP(環太平洋パートナーシップ協定)などの自由貿易協定等を支持する発言をしたことを報じている。

同CEOが地元紙に述べたところによれば、TPPなどの自由貿易協定等は関税の削減のみならず、経済成長、雇用及び地政学的安定のために根本的に重要であり、人、技術、モノ及びサービスの交換を促進するものであると述べた。また、連邦政府の元副首相で現在はWhitehaven coal社の会長を務めるMark Vaile会長も同様に自由貿易協定等を支持する発言を行った。

豪州はTPPに署名したものの連邦議会における批准は未了である。また与党・保守連合は、これまで締結した日本、中国及び韓国のアジア諸国とのEPA又はFTAに加え、新たにインドネシア及びインドともFTAを締結する意向である。

豪州では2016年7月2日に連邦議会の総選挙が行われた。選挙結果は正式に確定していないが、下院では与党・保守連合がかろうじて過半数を制するものの、上院では過半数を獲得出来ない見込みとされている。野党・労働党は、TPPについては今後議会の合同常任委員会で審議したいと述べ、良い貿易政策は支持するが、国を売るような政策には反対だとしている。またTPPに反対又は再考を求める少数政党の候補者も当選する見込みである。

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