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ニュース・フラッシュ

2016年7月17日 メキシコ 森元英樹

ドミニカ共和国:エネルギー鉱山省は鉱業部門の制度整備状況を発表

2016年7月13日付け業界紙等によると、エネルギー鉱山省(MEM)大臣は、MEMは、責任と持続可能な鉱業を促進し、規制の枠組みの強化とコンセッションの厳格な執行に関する法律の規定の遵守に注力してきたと言明した。続いて、MEM担当者は、2015年5月~2016年6月の期間に鉱業部門における明確なルールを確立するプロトコルと規格の評価により、金属及び非金属鉱物の探鉱及び採掘コンセッションに関係する44の管理上の決定を下した。

内容は、鉱物探鉱コンセッションの付与21件、管理上の決定15件、採掘コンセッションの不承認3件、採掘コンセッションの付与1件、有効期限の設定2件、鉱業作業の再開承認1件、及び採掘コンセッションの無効1件である。また、MEMに関連する行政紛争50件のプロセスによる60回の公聴会、及び土地の移転チェック42件に対応した結果、6件がMEMに有利な判決若しくは裁定が下され、現在も11件が保留中である旨明らかにした。

近年、ドミニカ共和国政府は、鉱業活動を厳格に機能させる法的枠組みの整備に向け、2016年2月に大統領が承認した炭化水素探鉱・採掘規則の精緻化及びセクター監視と制御のためのプロトコルに取り組んできた。さらに、MEMは、炭化水素の地質調査を認可するため、米国内務省によるドミニカ共和国における化石燃料のための地質調査若しくは物理探査実施許可に向け、許可探鉱期間に抽出できる鉱物の量、形状及び重さを調整する決議を可決した。

また、1971年に制定した鉱業法(法律146-71)の改正素案、中小零細鉱山企業への規制に関する素案をとりまとめた。加えて、この1年でエネルギー・資源の利益を享受するため、Pueblo Viejo鉱山との環境改善計画管理協約、米州開発銀行(BID)との無償技術協力メカニズムMOUなど、5つの覚書等を締結している。

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