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ニュース・フラッシュ

2016年7月24日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:貴金属産出企業は大幅な金属市況上昇により信頼を回復

2016年7月19日付け業界紙等によると、メキシコ主要貴金属産出企業は、貴金属市況の上昇を受け自信を取り戻してきている。融資契約数の大幅な増加、新規プロジェクト、鉱山用地及び探鉱活動への投資、鉱業活動取り止めに係る意思決定の見直しといった楽観的な動きがある。金の市況は、本年1月1,100US$/oz未満であったが1,300US$/ozを超過している。また、銀の市況は14US$/ozから20US$/ozへと上昇している。

加Endeavour Silver社は、貴金属市況の上昇を受けてEl Cubo金銀鉱山のメンテナンス計画の延期を発表し、El Compás及びTerronea開発プロジェクトの生産計画の検討を進めている。加Timmins Gold社はSan Francisco金鉱山の鉱山寿命拡張計画を進めている。

鉱山企業は、操業とプロジェクト実施のための資金調達を目的として株式市場を活用している。加Pan American Silver社は500百万US$の調達計画を発表し、その資金を買収、成長の機会、債務の償却等に使用する予定である。

自社保有鉱区に隣接若しくは近接する土地への投資拡大の動きもあり、加Primero Mining社は、本年6月、San Dimas金銀鉱区(Durango州)とVentana鉱区を結ぶ土地30,192haを買収した。加Argonauto Gold社は、San Agustin金銀プロジェクトにおける新たな土地を買収、間もなく開発工事への決定を行う。加Agnico Eagle Mines社は新たな探鉱鉱区の買収を行った。

最後に、探鉱計画も増加してきており、加Almos Gold社は、Mulatos金鉱山における本年の探鉱予算額を6百万US$から16百万US$に増加させた。加Endeavour Silver社は、最近買収したEl Compas金銀プロジェクトの試錐探査を実施する。

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