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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年7月29日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Newmont社、Yanacocha金鉱山マインライフを2024年まで延長

2016年7月25日付け地元紙によると、Newmont Mining社(本社米国デンバー)CEOのGoldberg氏は、51.35%の権益を保有するYanacocha金鉱山(Cajamarca州)に関して、Chaquicochaピット北方に位置するQuecher Main酸化鉱鉱床の開発により、同鉱山のマインライフは2024年まで延長できるとの見通しを明らかにした。

同CEOによれば、Quecher Main鉱床開発計画はF/S段階にあり、275~325百万US$の投資が必要であるが、2017年第2四半期には融資に関する決定が行われる見込みとなっている。同鉱床では、2019年から年間金200,000oz(約6.2t)が生産される見通しとなっている。同CEOは2016年4月の時点で、マインライフの延長が実現しなければ同鉱山は2020年に閉山するとの可能性を示していた。さらに、同鉱山内の他の金、銅硫化物鉱床(筆者注:Chaquicocha銅金プロジェクトか)における探鉱活動に向けたプレFSを開始した旨明らかにし、これらの鉱床については、現時点の見込みにおいては2022年以降生産に入る可能性があるが、開発を行うにはバイオリーチングやSx-Ewプロセスにおけるヒ素の除去に関する技術的課題があり、また投資回収率が少なくとも15%を超える必要があるとコメントした。

同鉱山は1993年に操業を開始し、2005年に年産金量3.3百万oz(約103t)に達したあとは生産量が漸減し、2015年の年産金量は918千oz(約29t)であった。本年の産金量見込みは630~660千oz(約20~21t)となっている。

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