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ニュース・フラッシュ

2016年8月5日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Minsur社、2016年第2四半期は金属価格の上昇とコスト削減により増益

2016年7月27日、Minsur社(本社リマ)が、2016年第2四半期報告で、コスト削減により増益だったことを公表した。同社プレスリリースによると、同期売上高は、前年同期比1%減の121百万US$、同期利益は、前年同期比51%増の21百万US$で、錫と金の減産による売上高の減少を、販売単価の上昇と管理コストの削減で補った形となった。

2016年第2四半期の錫販売量は、前年同期比5%減の4,714t、金販売量も前年同期比16%減の30,218oz(約940㎏)であったが、平均錫販売単価は前年同期比8%回復し16,934US$/t、平均金販売単価も前年同期比5%上昇し、1,259US$/ozとなった。同社は金24千ozを1,250US$/ozでヘッジしている。一方、同社は同期の販売コストを前年同期比35%減、管理コストは13%減に削減した。また、同期の探鉱支出は前年同期比55%減の3.4百万US$とした。同社は同期に、前年同期比3%増の錫粗鉱270,471t、3%減の金鉱石2百万tを処理した。San Rafael錫鉱山(Puno州)でのキャッシュコストを前年同期比11%減の7,893US$/tへ、Pucamarca金鉱山(Tacna州)のキャッシュコストを前年同期比6%減の296US$/ozへ削減した。

同期のSan Rafael鉱山での錫生産量は、粗鉱品位が前年同期の2.09%から2.03%に減少したことから、前年同期比1%減の4,960tとなった。2016年4月にPuno州で発生した抗議活動も操業の妨げになった。Pucamarca鉱山の金生産量は、粗鉱品位が0.6g/tから0.5g/tに減少したことにより、前年同期比12%減の27,634oz(約860㎏)となった。一方、同社は、San Rafael鉱山の低品位錫鉱石選鉱工場やPucamarcaのトラックのオーバーホールなどに10.5百万US$を支出した。

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