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ニュース・フラッシュ

2016年8月12日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Santander鉱山、低コストで好調な2016年第2四半期業績を報告

2016年8月11日、Trevali Mining(本社バンクーバー)が2016年第2四半期業績を公表し、ペルーに所有する、2013年下半期に操業開始したSantander亜鉛・鉛・銀鉱山(Lima州)について、低コストで好調な2016年第2四半期業績を報告した。Santander鉱山の同期のキャッシュコストは前年同期の0.33US$/lb(亜鉛相当)から0.32US$/lb(同)に、処理コストは前年同期の44.95US$/tから35.64US$/tに、それぞれ削減された。

同鉱山の同期の売上は前年同期の24.8百万US$から10%減の22.4百万US$、利益は前年同期の5.4百万C$から4%減の5.2百万C$だった。同鉱山の同期の精鉱生産量は、亜鉛精鉱16,601t(Zn品位49%、前年同期はZn品位50%で14,708t)と鉛精鉱4,865t(Pb品位55%、前年同期はPb品位59%で7,081t)、また、金属生産量は、亜鉛が前年同期の13.7百万lbから15.2百万lb(約6.9千t)へ増産、鉛が前年同期の8.71百万lbから5.58百万lb(約2.5千t)へ減産、銀が前年同期の291,177ozから222,121oz(約6.9t)へ減産した。

処理粗鉱量は、前年同期の190,498tから219,086tに増加する一方、金属回収率は、亜鉛が前年同期の90%から89%に、鉛が前年同期の88%から87%に、銀が前年同期の78%から73%に、それぞれ低下した。粗鉱品位も、亜鉛が前年同期の4.27%から4.16%に、鉛が前年同期の2.47%から1.39%に、銀が前年同期の1.85oz/tから1.32oz/tに低下した。同鉱山の2016年の処理コスト目標は35~38US$/t、金属生産目標は、約50%Zn品位の亜鉛精鉱中亜鉛金属量で57~60百万lb(約26~27千t)、約56~58%Pb品位の鉛精鉱中鉛金属量で22~25百万lb(約10~11千t)及び同精鉱中銀金属量800~1,000千oz(約25~31t)に置かれている。同社は、2016年第3四半期に、同鉱山のMagistral CentralゾーンとFátimaゾーンなどで、より深部に向かい、延べ3,000mのボーリングを実施し、より高い精度の鉱量を積み増す計画である。

同社全体の2016年第2四半期は、上昇する銀価格とコスト削減にもかかわらず、鉛と銀の減産と亜鉛と鉛の価格低迷により、前年同期の207千C$の黒字から一転、335千C$(256千US$)の損失となった。売上は前年同期の30.5百万C$から28.9百万C$に減少した。Glencore社とのオフテイク契約に基づく同期の金属販売単価は、亜鉛0.89US$/lb(前年同期0.95US$/lb)、鉛0.78US$/lb(同0.82US$/lb)、銀17.09US$/oz(同16.33US$/oz)だった。

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