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ニュース・フラッシュ

2016年8月17日 バンクーバー 山路法宏

加:連邦政府、環境評価プロセスの見直しに向けた専門家パネルの委員を発表

環境影響評価プロセスの見直しを進めている連邦政府は、2016年8月15日、見直しを実行する専門家パネルに4人の委員を任命したと発表した。今後、9月以降に全国で先住民等との協議の場が設けられる予定で、専門家パネルは2017年1月31日までに提言を含む報告書を環境・気候変動大臣に提出する。

議長に任命されたJohanne Gélinas氏は、現在Raymond Chabot Grant Thornton社の弁護士として持続可能性や温室効果ガス関連を担当しており、2000~2007年には会計検査院において環境保護及び持続可能な開発促進に関する連邦政府の取り組みの基本方針や分析、提言等を議会に提供する役割を担う環境及び持続可能な開発委員(Commissioner of the Environment and Sustainable Development)を、1990~1999年にはQC州の環境公聴局(Bureau d’audiences publiques sur l’environnement:BAPE)の局長を務めている。

その他の委員には、2014年4月まで加Teck Resources社で持続可能性及び渉外担当のシニア・バイス・プレジデントを務めたDoug Horswill氏、Gowling WLG社の弁護士で環境法の専門家であるRod Northey氏、そしてOlthuis Kleer Townshend LLP社の弁護士で特に先住民の権利に関して造詣が深いRenée Pelletier氏が任命された。

前自由党政権下で進められた環境許認可プロセスでの連邦政府と州政府による二重評価の効率化の逆戻りやプロセスの長期化等への懸念から見直しの動向が注目される中で、連邦政府は2016年1月に見直しに関する暫定方針を発表し、同年6月には設立中であった専門家パネルの任務の草案を発表していた。

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