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ニュース・フラッシュ

2016年8月19日 ジャカルタ 山本耕次

フィリピン:2016年第1半期の鉱業生産額は12%低下

2016年8月17日付フィリピン鉱山地球科学局(MGB)の発表によると、同国の2016年第1四半期の鉱物生産額は前年同期より12%減少し、22.09bPHPとなった。MGBは、この減少を世界市場の金属価格下落が続いているためとしている。

金の生産額は10.68bPHPで全体の48.34%を占め、2012年以来生産額トップであったニッケル鉱石輸出及びニッケル―コバルト化合物の金額を追い抜いた。Filminera Mining CorporationのMasbate Goldプロジェクトが1,640㎏、Oceana Gold Philippines Inc.のDidipio Goldプロジェクトが1,456㎏の金を生産した。一方、ニッケル鉱石輸出及びニッケル―コバルト化合物の生産額は6.88bPHPで全体の31.12%となり、銅は4.34bPHPで19.66%の割合となっている。

第1四半期におけるニッケル生産額割合の低下は、DinagatおよびSurigao地方の天候不順によるものである。これら2地方には17のニッケル鉱山があるが、2016年第1四半期は12の鉱山の生産がゼロであった。ニッケル鉱石の生産はRio Tubaニッケル鉱山が789,483t、Taganito鉱山が723,493t(いずれも乾燥メトリックトン)。

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