閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年8月22日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Salvador銅鉱山、労使交渉決裂によりストライキの可能性が高まる

2016年8月21日付けメディア報道によると、CODELCO Salvadorデビジョンにおける労使交渉において、CODELCOの提案(ベースアップなし、ボーナス250万ペソ)を労働組合が拒否したことから、話合いが決裂した。

組合側の要求(ボーナスのほか200万ペソの低金利貸付)は赤字転落につながるとしてこれに応じようとしないCODELCOと、ストライキをほのめかす組合側との間に緊張が続いている。一方で、Salvadorデビジョンにおける労使交渉の結果は、2017年に予定されているChuquicamataデビジョンの労働協約改定に関する労使交渉に影響を与えるとされ注目されている。

Chuquicamataデビジョンの労使交渉は、①CODELCOの提案(ベースアップなし、ボーナス250万ペソ)を提案する考えであり前回条件(ボーナス1千万ペソ)を大きく下回ること、②労働協約事項の簡素化を進めたいCODELCOに対し、特別手当等の切り捨てにつながるとして組合側は反対していること、③露天採掘から坑内採掘への移行に伴う労働者解雇が不可避であること、④大統領選挙の年にあたることから労使紛争が政治問題化するリスクが非常に高いこと、などの点から、過去最悪の争議に発展する可能性を懸念する見方がある。

ページトップへ