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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年9月8日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Salvador銅鉱山でストライキ

2016年9月6日付けメディア報道によると、労働協約改定に関する会社側の最終提案を拒否したSalvador銅鉱山Portillo第2労働組合は、9月5日、ストライキを開始した。同組合の発表によれば、ストライキに参加した労働者は請負労働者を含め、約640名。これをうけて、9月5日午前8時、Salvadorデビジョンの生産ラインは完全に停止した。一方、CODELCOの発表によると、9月4日午後10時に、一部の労働者(直轄および請負)がストライキを開始し、9月5日早朝、約60名の労働者によりSalvadorデビジョンの事務所施設等が占拠された。CODELCOは9月7日、作業員の安全確保を優先するとして、操業を一時停止することを決定した。

Salvador鉱山の2015年の銅生産量は48.6千tで、CODELCOが操業する鉱山の生産量に占める割合は2.8%と低い。しかしながら、Salvadorデビジョンにおける労使交渉の結果は、2017年に予定されているChuquicamataデビジョンの労働協約改定に関する労使交渉に影響を与えるとされることから注目されている。大統領選挙の年である2017年の労使紛争は政治問題化するリスクが高いとされ、過去最悪の争議に発展する可能性を危惧する声がある。

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