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ニュース・フラッシュ

2016年9月23日 リマ 迫田昌敏

コロンビア:Gran Colombia Gold社、操業停止に直面

2016年9月21日、コロンビア第1位の産金会社のGran Colombia Gold社(本社トロント)が、操業停止に直面していることを明らかにした。同社プレスリリースによると、同社Segovia鉱山(Antioquia県)鉱区内において活動する違法労働者が、9月19日以降、同鉱山に至る道路を封鎖している。違法操業を終わらせようとする政府と違法労働者側の交渉の行き詰まりがこの抗議活動を招いた模様。政府鉱山エネルギー省が制定し、2016年9月1日に発効した違法採掘の合法化プログラム(政令1421号)では、小規模産金業者が金を販売するには、環境ライセンスを取得して政府に登録しなければならないことになった。

同社は、ストックされている鉱石からの金生産を続けているが、9月23日以降はストックも尽き生産を停止しなければならない、それまでに抗議活動が終了すれば、8月11日に従来の135千oz(約4.2t)から引き上げた同社の2016年の産金目標145千oz(約4.5t)は影響を受けないだろう、とLombardo Paredes CEOは述べた。同社は、2015年にコロンビア国内で116,857oz(約3.6t)の金を生産し、2016年上半期の生産量は、前年同期の52,468oz(約1.6t)から33%増の69,718oz(約2.2t)だった。また、同社の2016年上半期の決算は、前年同期の30万US$の損失から、11百万US$の黒字に回復した。

地元小規模鉱業労働者のEliober Castañeda代表は、約6千人による抗議活動は平和裏に行われている、政府は7つの事業サイトを閉鎖しようと目論んでいる、6月13日に決裂した交渉は再開されていないと述べた。国家鉱山庁(ANM)によると、コロンビアの2016年上半期の金生産量は、前年同期の791,320oz(約24.6t)から、32%増の1.05百万oz(約32.7t)となった。

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