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ニュース・フラッシュ

2016年9月25日 メキシコ 森元英樹

ドミニカ共和国:エネルギー鉱山省の機能強化を模索

2016年9月21日付け現地紙において、Antonio Isaエネルギー鉱山大臣は、ドミニカ共和国で過去に行われてきた採取産業の形態に戻ることはなく、また、同産業が引き起こした環境破壊を決して繰り返さないとして、「露天掘り鉱山の敵」をテーマに見解を述べた。

現在は、幸いにも時代は変わり、採取産業は、地下の富(資源)を活用しつつも、環境への影響を緩和する技術力を付けた。鉱物搾取を問題視する環境保護論者とは見解が一致しているし、過激な論争にならないよう、我々は、「環境保護の議論を進める同志(amigo)」であると強調した。長期間にわたって独占的に金などの鉱物を産出していた国有企業Rosario Dominicana社によって開発された露天掘り鉱山の失敗を教訓とする必要があると説明した。政府が同社にPueblo Viejo鉱山(1999年閉鎖)の硫化物鉱床の開発権益を付与していた時代は、鉱物資源の活用を模索しつつ、徐々に環境対策を適用してきた。Barrick Pueblo Viejo社の操業する鉱山の周辺環境は、急速にではないものの徐々に環境負荷が軽減されている。

鉱山企業は、特に島で開発を行う場合には、大陸での開発以上に、生態系のバランスを崩さないよう注意深く、保守的に事業を進めなければならない。現在、大統領が中心となり、鉱山分野の主幹省庁としてエネルギー鉱山省が効果的に機能する制度改正を進めているが、政府機関の問題だけではなく、企業側の法令遵守の重要性を強調した。

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