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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2016年10月14日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Antamina鉱山、2017年亜鉛生産は倍増の見通し

2016年10月11日付け地元紙によると、Antamina鉱山(Ancash州)を操業するMinera Antamina社のAbraham Chahuan CEOは、2017年における同鉱山の亜鉛生産量は34~36万tで、2016年見込みの17~18万tのおよそ2倍に増加する一方、2017年の銅生産量は、2016年とほぼ同レベルの42~43万tとなる見通しを示した。
同CEOは、2016年末から2017年初頭にかけて開始される新しい採鉱計画について、ピットの地表付近は銅リッチだが、より深部に亜鉛リッチなスカルン鉱体が胚胎していると説明した。また、同CEOとJosé Carlos del Valle財務経営部長(CFO)は、世界における複数の亜鉛鉱山の閉山や新規プロジェクトの不在により、亜鉛価格の上昇が見込まれるとともに、ペルー国内でも近年、銅プロジェクトには多額の投資が行われてきたのに対し、亜鉛プロジェクト件数は数少ないことも、亜鉛増産に追い風との見方を示した。
一方、銅価格については、今後さらに若干下落する可能性があるとしつつも、銅はAntamina鉱山の主要収入源であり続けるとコメントした。エネルギー鉱山省によると、2015年の同鉱山の生産量は、銅411,973t、亜鉛298,265t、鉛8,716t、モリブデン2,018t、銀約590tだった。

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