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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類 スカンジウム
2016年10月17日 シドニー 矢島太郎

豪:Australian Mines社、2つのスカンジウムプロジェクトを取得する契約を締結

2016年10月10日、豪州の上場企業Australian Mines社(Australian社)が、NSW州とQLD州のスカンジウムプロジェクトをそれぞれ取得する契約を締結したことを発表した。

一つはJervois Mining社(Jervois社)が100%の権益を所有しているNSW州のFlemingtonスカンジウム―コバルトプロジェクトである。Australian社はJervois社に対してはじめに200万A$を支払い、プロジェクト取得のオプション権を得る。Australian社がプロジェクト取得のオプション権を行使する場合には600万A$を支払うことで買収が完了する。なお、生産時に1.5%のロイヤルティをJervois社に支払うことが契約で規定されている。FlemingtonプロジェクトではJervois社によるスコーピングスタディが既に実施されており、資源量314万t(Sc 434ppm)が存在すると推定されている。

もう一つはMetallica Minerals社(Metallica社)が100%の権益を所有するQLD州のSconiスカンジウム―コバルトプロジェクトである。Australian社はMetallica社に対して25万A$の参入費を支払い、今後4年内に1,000万A$を拠出して詳細なフィージビリティスタディ(DFS)を完成することで50%の権益を取得できる。さらに、DFS完成後18ヵ月以内に鉱山開発の投資者を手配できた場合、さらに25%の権益が得られるJV契約である。Sconiプロジェクトでは、プレFSが既に完了しており、高純度のスカンジウム酸化物50t/yを20年間にわたり生産可能とされている。

Australian社はこれからFlemingtonプロジェクトに関する独自のスコーピングスタディを2017年3月までに実施する。また、同社はSconiプロジェクトのDFSに着手しており、2020年からの生産開始を目標にしている。

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