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ニュース・フラッシュ

2016年10月19日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Las Bambas鉱山争議、エネルギー鉱山大臣が現地入りの意向

2016年10月19日付け地元紙各紙によると、内閣は、Las Bambas鉱山(Apurimac州)を巡る争議の解決を目的としてTamayoエネルギー鉱山大臣を筆頭とする代表団が19日にCotabambas郡を訪問することを発表した。これに対して、現地コミュニティの複数の代表らは、あくまでKuczynski大統領又はZavala首相による訪問を求め、この要求が実現するまでは抗議デモを続けるとの姿勢を示している。一方、Kuczynski大統領はLas Bambas鉱山を巡る一連の争議について、トラックによる精鉱輸送に対する住民側の抗議に対し理解を示した上で、問題解決には多大の努力が必要だとの考えを示した。
他方、ペルー鉱業石油エネルギー協会のGalvez会長は、同鉱山を巡る争議については、外部から来た弁護士らが住民を扇動しているとの見方を明らかにした。会長によれば、住民らは、同鉱山に対して、精鉱輸送道の利用に対する対価として6百万US$を、さらにトラック1台につき5,000ソーレス(約1,470US$)の支払いを要求している。これについて同会長は、精鉱輸送に使われている道路は公道であるとして住民側の要求を批判したほか、同鉱山を操業するMMG社(本社豪州メルボルン、中国Minmetals社傘下)は本道路の拡張を行う際、住民に対して既に補償金を支払ったことを明らかにした。

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