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ニュース・フラッシュ

鉱種:
クロム チタン マグネシウム レニウム 亜鉛
2016年11月14日 モスクワ 黒須利彦

カザフスタン:鉱業製錬大手の2016年1~9月期実績(投資・発展省の発表)

2016年11月7日付の現地報道等によると、カザフスタン投資・発展省は、企業別の最新データを発表した。概要については、以下のとおりである。

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<Eurasian Resources Group(ERG)(Eurasian Resources Group(ERG)傘下)>

2016年1~9月期のフェロアロイ生産量は130万3,300tであった。2016年の年間生産量は176万9,600tを予定している。同社の近代化計画には、アクトベの新規フェロアロイ・プラント(第4工場)の技術更新、DNK鉱山(第一・第二フェーズ)開発、Aksuフェロアロイ・プラント第6工場の更新と能力拡大、混合法による低炭素フェロクロム製造のためのAksuフェロアロイ・プラント第4工場の改修がある。

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<Kazzinc社>

2016年1~9月期の生産量は、亜鉛26万1,100t、鉛11万5,700t、金16.7t、銀750.9t、銅5万3,400tであった。2016年の年間生産量は、亜鉛30万4,000t、鉛12万4,600t、金18.4t、銀923t、銅6万1,100tを予定している。

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<Kazakhmys社>

2016年1~9月期の生産量は、銅15万5,100t、金2.63t、銀183.9tであった。2016年の年間生産量は、銅22万4,400t、金3.56t、銀275tを予定している。同社の課題としては、人工鉱床の境界分離、同社の倉庫に蓄積されたレニウムの販売がある。

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<Ust-Kamenogorsk Titanium and Magnesium Plant(UKTMP)>

2016年1~9月期のチタンインゴット及び合金生産は前年同期比101%、スポンジチタン生産は同100.5%、マグネシウム生産は同73%となった。付加価値の高い主力製品であるチタンインゴット及び合金の2016年の生産は、前年比1%増となる。2016年の年間生産量は、チタンインゴット及び合金が前年比102.4%、スポンジチタンが同111%、マグネシウムが同95%を予定している。

また、同社では、幾つかのプロジェクト(Satpaev鉱床の第2選鉱プラント、航空宇宙分野の重要品目向け新チタン合金のSAFRAN社との共同生産、フランスにおけるECO Titaniumプロジェクト)の開始が予定されている。さらに、同社は、世界チタン市場におけるカザフスタンのシェアを14%に、航空宇宙分野では20%以上に拡大するという野心的目標を掲げている。

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