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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2017年7月11日 ロンドン 吉益英孝

ポルトガル:INSGのニッケル需給予測、2016年の供給不足幅が66.6千tに拡大

2016年10月24~26日にかけて、ポルトガル・リスボンで国際ニッケル研究会(INSG)が開催され、加盟国政府及び産業界から多数が参加し、ニッケル市場動向について議論が交わされた。統計委員会では、ニッケルの2016年の実績見込み及び2017年の需給予測が協議され、ニッケル需給バランスについて、2016年4月春季会合において推計した2016年の供給不足幅48.7千tを66.6千tに拡大し、2017年には65.6千tの供給不足になるとした。
サプライサイドについて、ニッケル鉱山生産量は、2016年は前年比7.3%減の2,023.8千t、2017年は前年比6.6%増の2,157.3千t、一次ニッケル生産量は、2016年は前年比2.0%減の1,934.0千t、2017年は前年比5.9%増の2,047.4千tと見通した。一次ニッケル生産量は、2016年まではインドネシアの輸出規制やフィリピンの生産規制の影響があるものの、新規プロジェクトの生産開始によって生産が大きく伸びると予測したことで2017年の生産量は増加するとされた。
デマンドサイドについて、一次ニッケル消費量は、2016年は前年比6.4%増の2,000.6千t、2017年は前年比5.6%増の2,113.0千tと予測した。増加の要因は、ステンレス鋼消費を牽引する中国を始め、各国の需要が堅調に推移することが主要因。また、航空宇宙産業向け需要やバッテリー向け需要にも期待感があるとした。

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