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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛
2017年8月15日 北京 森永正裕

中国:四川省鉛亜鉛企業の生産は九寨溝地震による影響を受けず、環境保護による影響が顕在化

2017年8月8日夜、四川省九寨溝県でマグニチュード(M)7.0の大きな地震が発生した。市場から注目されているその周辺の鉛亜鉛鉱山及び亜鉛製錬所の生産状況に関し、安泰科が調査を行った。
今回の地震は、四川省北部で起こり、四川省内の鉛亜鉛鉱山集中地域である雅安市、甘孜州、涼山州からは400km以上離れている。現地企業の報告によると、地震の揺れは感じたが、生産への影響はない。
今回の地震は、甘粛省隴南市、陝西省漢中市等鉛亜鉛鉱山及び製錬所が比較的集中している地域にも影響している。震源地から甘粛省隴南市までは約100km、陝西省漢中市までは200km余り離れている。同地域近隣の生産企業は影響を受けていない。
また、第4回分中央環境保護検査のため中央第5環境保護監督検査チームは8月7日に四川省での監督検査を開始した。現地企業の情報によると、8月以降、鉱山企業から製錬所まで環境保護検査に対し積極的に対応し、60%の鉛亜鉛鉱山はこの機会を利用して点検を行い、生産を停止した。点検期間は1か月と設定され、四川地域の8~9月の鉛亜鉛精鉱供給は環境保護活動の実施により減少する見込み。

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