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ニュース・フラッシュ

2017年8月22日 シドニー 吉川竜太

豪:Fortescue Metals社のForrest社長が提訴した訴訟により、手続きに瑕疵があった鉱業権の申請が無効化される

 2017年8月17日付の地元メディア各社は、Fortescue Metals社社長のAndrew Forrest氏が、自身がWA州北部に保有する牧場に重複して申請された鉱業権が無効であるとして上訴した訴訟に関して、8月17日に豪連邦高裁が裁定を下し、Forrest氏の訴えを認めて2社が申請した鉱業権が無効になる見通しであると報じた。この訴訟は、2011年に豪私企業2社が砂の採掘権をForrest氏が保有する牧場に重複して申請したのに対し、Forrest氏が鉱業権申請に必要な書類が申請と同時に提出されておらず(2か月遅れで提出)、申請そのものが無効であると訴えていたもの。同氏の牧場を経営する企業のスポークスマンは取材に対し、同企業は鉱業法を順守する限りは鉱業活動をサポートするものであるとした上で、鉱業法の要求事項を遵守しない企業は、このような法的リスクを負うことになることを理解するべきだと語ったと報じられている。また法律の専門家のコメントとして、このような手続き上の瑕疵がある鉱業権は、今回のケースと同様司法により有効性を否定されるリスクがあることが浮き彫りになった、と報じている。
 一方、Forrest氏が同様に、豪Cauldron Energy社がForrest氏の牧場に重複して申請していた探鉱権が無効であると提訴していた訴訟に関しては、同8月17日にWA州高等裁判所がForrest氏の訴えを退ける判決を下したと報じられている。

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